新静岡学園_静岡学園中学校・高等学校
校章
中学校・高等学校

新静岡学園
静岡学園中学校・高等学校

就学支援金も、学費管理も。スマートに効率化
学費管理システムV5
e-Shienオプション

学校紹介

1965年に開校した新静岡学園 静岡学園中学校・高等学校は、中高一貫教育を通じて、教養科学科や特別プログラム「SGT(多様な学び)」を展開し、生徒が幅広い視野と探究心を持って学べる環境を整えています。大学合格実績も豊富で、卒業生インタビュー等を通じて教育成果を公表し、生徒の進路意識向上に取り組んでいます。さらに、部活動や学校生活にも力を入れ、生徒の自主性や協調性を育成します。学校ミッション・ポリシーに掲げる“全人教育”を体現する取り組みが随所に見られる点も大きな魅力です。

システム導入の経緯
・2023年 学費管理システム、e-Shienオプション 導入

今回は、学務課の橋本様と望月様に、学費管理システムおよびe-Shienオプション導入前後の変化や選定理由についてお話を伺いました。

現在の業務内容について

ご担当の業務について教えてください。

学費管理業務全般を担当しています。就学支援金や特待生奨学費、ICT補助金に関する給付金管理なども含め、幅広い業務を担っています。

現在の業務とシステムの役割についてお聞かせください。

授業料の納付パターン設定、毎月の授業料引落、入金確認や未納者管理、督促業務に学費管理システムを活用しています。また、e-Shienオプションを利用して就学支援金や奨学費の返金処理も行っています。
既存の会計システムと連携しているため、伝票作成の補助にも利用しています。
さらに、保護者から問い合わせがあったときなどは、学費管理システムを使用して生徒情報の検索を行っています。

導入前の課題

導入前はどのような業務課題がありましたか?

従来のオンプレミスのシステムが更新時期を迎え、新しいOSに対応できなくなったため、切り替えが必要になりました。また、学年や就学支援金・奨学金制度の組み合わせにより、納付パターンは約50種類に上り、生徒ごとの割り当てに多大な工数がかかっていました。そのため、より効率的に管理できるシステムを探していました。

選定理由

当社のシステムを知ったきっかけを教えてください。

インターネット検索で、票簿会計センターの学費管理システムを知りました。

導入の決め手になったポイントは何でしたか?

導入の決め手は二点あります。一つ目は、e-Shienとの連携が充実している点です。
就学支援金は制度変更が度々あり、また、静岡県の減免制度や学校独自の奨学金も加わるため管理が大変でした。
二つ目は、クラウド利用ができる点です。以前のシステムはオンプレミスで利用していましたが、時代の流れを考えてクラウド利用できるシステムを探していました。

導入後の効果・変化

学費管理システムを導入して、どのような変化がありましたか?

本校は中高一貫校で、内進生・外進生や特待生、就学支援金対象者など多様な区分があり、生徒をグループ分けする作業が大きな負担でした。学費管理システムのグループ機能を活用することで、これらの作業を効率化できました。

さらに既存の校務システムと連携し、保護者へ毎月の引落額を明細付きで案内できるようになったため、以前のように一斉メールで概算を伝える必要がなくなり、問い合わせ対応の負担も大幅に軽減されました。

会計システムとも問題なく連携でき、導入前の業務フローを変えずにスムーズに利用できています。学費管理システムで作成した仕訳データをエクスポートし、それを会計システムにインポートできるため、データの再入力を省き、正確かつ効率的な会計処理が可能になりました。また、各種報告資料もカスタマイズしたテンプレートで作成できるようになり、大変助かっています。

加えて、生徒の顔写真を登録できる点も便利で、生徒情報の把握が容易になり、コミュニケーションも円滑になりました。

e-Shienオプションを利用して、業務が効率化された部分はありますか?

従来はExcelで就学支援金を管理していたため、編集作業に手間がかかり、入力ミスのリスクも抱えていました。e-Shienオプション導入後は、e-Shienから出力したデータをそのまま取り込むだけで請求額を自動計算できるようになり、Excel編集が不要となったことで確認作業の時間を大幅に削減できました。

今後への期待

今後このシステムに対して期待していることはありますか?

就学支援金制度は今後も改正や見直しが予想されますが、そうした変化に対しても柔軟かつ迅速に対応いただけることを期待しています。


橋本様、望月様、このたびはインタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。
今後も進化するニーズに応え、業務改善に貢献できるよう尽力してまいります。